スタジオフラッシュが発光しなくなったときは

ストロボ内部の安全部品として欠かせないのがガラス管ヒューズです。
知らないと見落としがちですが、実はヒューズも消耗品
切れてしまうと電源が入らなくなりますが、交換すれば再び使えるケースが多いのです。


ヒューズが切れるとどうなる?

  •  MS300 / SK400 など
    → 電源が入らなくなることがあります。

  • 本体の異常ではなくヒューズ切れの可能性があります。

  • 新しいヒューズに交換することで復旧するケースが多いです💡


新品と使用済みの見た目の違い

下の写真のように、
新品ヒューズは透明ガラスで中の導線が綺麗に見えます。
使用済み・切れたヒューズは内部が黒く焼け焦げたり、導線が切れているのが確認できます。


ヒューズの場所

MS300 / SK400 などのAC駆動ストロボでは、ACソケットの内部にヒューズホルダーがあり、そこに収められています。

黒いヒューズホルダーをマイナスドライバーや指で外すと、中にガラス管ヒューズが装着されています。

予備のヒューズが1本


交換方法の概要

  • 必ず電源コードを抜き、完全に電源が落ちている状態で作業してください。

  • ヒューズホルダーを外し、中のガラス管ヒューズを取り出します。

  • 同規格(サイズ・定格アンペア数)の新品ヒューズを装着します。

  • 再度ホルダーを元に戻して電源を入れ、動作を確認してください。


ヒューズは消耗品です

ヒューズは過電流や異常を防ぐための保護部品です。
繰り返し使ううちに劣化し、いつかは切れる消耗品とお考えください。
特にAC駆動のストロボ(MS300、SK400 など)では、「電源が入らない」=「本体故障」と決めつけず、まずはヒューズの状態を確認するのがポイントです。


パーツ取り寄せについて

弊社では、Godox製ストロボの交換用ヒューズの取り寄せ(客注)を承っております。
ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。

※パーツ供給は弊社運営ストアでご購入いただいた製品に限ります。

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